完璧を狙うなら後付けセキュリティ
自動車の盗難事件は一時期よりは減りましたが、いまだに年間2万件以上もの自動車窃盗事件が起こっているのです。
最近はグループで連携して行うことも多く、イモビライザーなど簡易的な防犯装置もいとも簡単に解除してしまう窃盗犯も多いと聞きます。
そういった犯罪にあわないためにもイモビライザーだけでなく、セキュリティシステムの導入が最善の対策ではないかと思います。
自動車メーカー側もオプションとしてセキュリティシステムを用意しており、その機能も車体の振動だけでなく、傾きやキャビン内の圧力の変化などにも対応するような高度なものになってきました。
しかし、セキュリティシステムは自動車窃盗犯とのいたちごっこのようなもので、今年まで大丈夫だったものが来年には簡単に打ち破られてしまうといった感じになっています。
ということは、セキュリティシステムは新しいものの方がいいということになるのですが、こういう点は自動車メーカーの対応は遅く、オプションのセキュリティシステムも数年前のままというのが現状なのです。
それならば常に新しい技術を開発しているセキュリティシステム専門メーカーの社外品を付けた方が安心です。
最近のものは、定番のキーの解除検知や振動検知、傾き検知、圧力検知に加えて、イモビライザーを解除した際に発報するシステムやインターネットを使った位置検知システムなども備えているものもあります。
発報も既存のホーンと専用のスピーカーの併用をするようにもなっており、電源を切られても大丈夫なように独自のバッテリーを備えているものもあります。
愛車を盗まれたくないのであれば、オプションのセキュリティシステムより社外品を付けた方がいいと思います。