レッカー移動は車を壊す

レッカー移動は車を壊す

自走することができない車を修理工場まで運ぶには車を運ぶ車が必要になるわけですが、必ずローダーを使って運んでもらう事にしましょう。ローダー以外の方法は車に新たな修理個所を増やすことになり、5万円で済んだ修理が50万円になることもあるのです。

 

自動車というのはエンジンで動力を作りそれをクラッチ、トランスミッション、プロペラシャフト、デファレンシャルギア、ドライブシャフトと伝えてそれで走行するようになっています。特に駆動輪のつけられているデファレンシャルギアは、プロペラシャフトからの入力によって中にある複雑なギアを回転させるようなっているのですが、あくまでのドライブシャフトからの入力に対してうまく機能するようになっているので、牽引などの外部の力によってタイヤを回し、その回転によって長い間回されるような作りにはなっていません。

 

普通に走行していてもタイヤで回されるという状態になりますが、それはわずかな時間であって、牽引した時の時間と比べると雲泥の差となるのです。特に常に全輪を駆動輪としているスポーツ4WDではそれによってドライブトレーンを破損することがあり、説明書に「牽引しないでください」とうたっている車もあるぐらいなのです。

 

ドライブトレーンを破損するとなると、本来の修理費用に更に100万円単位の修理費用が追加されることになり、車両保険に入っていてもかなり大きな損害となるでしょう。故障車両を運ぶのは必ずローダーで行ってもらいましょう。